『1.5次会の服装について』

最近では、二次会ほどカジュアル過ぎず、披露宴ほどフォーマル過ぎない、ちょうど中間にあたるカジュアルさの1.5次会が人気です。
それにあわせて服装も、一般的な披露宴ほどフォーマルにする必要はないといわれていますが、そこはケースバイケースであるととらえておくのがいいでしょう。高級レストランやホテルなどのかしこまった場所で行われる場合はある程度フォーマル。レストランなどで行われる場合にはセミフォーマル。カラオケボックスや居酒屋などで行われるという場合にはカジュアルといったように、1.5次会が実際に行われる会場の種類によって服装を考えることが一番おすすめです。

ただし、場所だけを意識しすぎてしまうと失敗してしまうおそれがあります。ですから次の2点には充分気をつけましょう。
まず１点目は、参列者がどのような顔ぶれになっているかということです。例え1.5次会の開催場所がゲストハウスやレストランであっても、ご両親や親族、あるいは職場の上司も同席するパーティであれば、カジュアル過ぎないことはマナーです。可能であれば前もって、どのような方々が出席するのか聞くことができると、それもまた服装を考える１つのポイントとなるかもしれません。
続いて2点目ですが、これもまた1点目と同様に最低限のマナーについての話になります。カジュアルといわれる1.5次会とはいえ、お祝い事であることには変わりないので、たとえ友人中心の1.5次会であっても、Tシャツでは会場で浮いてしまいますので気を付けましょう。

最後に、男女それぞれの服装について具体的な留意点をあげておこうと思います。それほど難しいことはありません。絶対避けなければならないＮＧな服装は、一般的な披露宴でＮＧとされるものと変わりありません。
女性であれば、白色の服は新婦を連想させるため、白以外の色の服にしなければならないとか、バッグや小物に関してもアニマル柄やファー、毛皮は避けましょう。動物を殺生しているイメージがあるために一般的な披露宴でも着用しないこととされていますね。足元に関しても一般的な披露宴同様、つま先のあいているものは好ましくありませんし、生足もＮＧとされています。
男の服装についても新郎の衣装とかぶりやすい白のスーツや、あまり色や柄の派手すぎるスーツは避けましょう。中に着るシャツに関しては1.5次会ですので、少しカジュアルなシャツでも問題はないでしょう。ネクタイも黒色を避けさえすれば、シルバーや薄い桃色や青なども華やかでいいかもしれません。