【会費制結婚式の招待状が届いたら】ゲスト必見！服装・ご祝儀・受付マナーを完全ガイド

 

「友人の結婚式、招待状を見たら“会費制”って書いてあるけど…どうすればいいの？」

「ご祝儀は別に用意するべき？服装はカジュアルでいいの？」

最近増えている「会費制」のウェディングパーティー

 

 

 

ご祝儀制とは少しマナーが違うため、招待されたゲストが戸惑ってしまうことも少なくありません。

 

でも、ご安心ください！

 

ポイントさえ押さえれば、何も難しいことはありません。

 

この記事では、会費制の結婚式にスマートに参加するためのゲスト向けマナーを、服装からお金の渡し方まで徹底的に解説します。

 

 

まず、会費制結婚式とは？

会費制結婚式とは、ゲストが「ご祝儀」の代わりに、新郎新婦が決めた一定の「会費」を支払って参加するパーティースタイルのことです。

 

1.5次会などで多く採用され、ゲストの金銭的な負担を減らし、気軽に参加してほしいという新郎新婦の想いが込められています。

 

 

Q1. 最も大切な疑問「ご祝儀は別に用意すべき？」

原則として、ご祝儀を別に用意する必要は一切ありません。

 

会費制のパーティーでは、お支払いいただく「会費」がご祝儀の代わりです。

 

新郎新婦は、ゲストに金銭的な負担をかけないようにと、あえて会費制を選んでいます。

 

招待状に「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」といった一文が添えられていることがほとんどですので、その気持ちを汲み取り、会費のみ準備して参加するのが最もスマートなマナーです。

 

それでも何かお祝いを贈りたい場合は？

もし会費とは別にプレゼントやお祝い金を渡したい場合は、結婚式当日ではなく、後日改めてお渡しするのがおすすめです。

 

当日の受付は混雑しますし、新郎新婦の負担を増やしてしまう可能性があるためです。

 

 

Q2. 受付での常識！「会費のスマートな渡し方」

会費制で最も特徴的なマナーが、受付でのお金の渡し方です。

 

 

ご祝儀袋には入れない

これが最大のポイントです。受付担当者は、その場で金額を確認する必要があります。ご祝儀袋に入っていると、開封して金額を数える手間をかけてしまうため、お財布から直接現金でお渡ししましょう。

 

 

お釣りのないように準備する

会費はお釣りが出ないように、ちょうどの金額を事前に準備していくのが鉄則です。新札である必要はありませんが、シワや汚れの少ない綺麗なお札を用意すると、より丁寧な印象になります。

 

 

そのまま手渡しでOK

お財布から出した現金を、受付の方に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べながら、そのままお渡しすれば問題ありません。

 

 

Q3. 何を着ていく？「服装のマナー」

 

基本的には、ご祝儀制の結婚式と同じフォーマルな服装でOKです。

会費制はカジュアルなパーティーが多いですが、あくまで結婚式というお祝いの場です。男性ならスーツ、女性ならフォーマルなワンピースやドレスを着用しましょう。

 

 

・招待状を確認する

もし「平服でお越しください」と記載があれば、少しカジュアルダウンした服装（男性ならノーネクタイのジャケットスタイル、女性なら綺麗めのワンピースなど）でも構いません。

 

・会場の格式を参考にする

会場が格式の高いホテルなのか、カジュアルなレストランなのかも、服装を選ぶ上での良い判断材料になります。

 

「カジュアルすぎて浮いてしまった…」と後悔しないためにも、迷ったらフォーマルな服装を選んでおくのが安心です。

 

 

大切なのはお祝いの気持ち

会費制結婚式のマナーをまとめると、

・ご祝儀は不要！会費だけ用意する。

・会費はご祝儀袋に入れず、お釣りなしで現金手渡し。

・服装は、指定がなければフォーマルな装いで。

この3点を押さえておけば、マナーの面で心配することは何もありません。

 

一番大切なのは、新郎新婦を心からお祝いする気持ちです。

ルールをしっかり守って、素敵な一日を過ごしてくださいね♩