【会費制結婚パーティー】1.5次会の会費1万円は可能?プロが教えるリアルな話

「1.5次会の会費、ゲストの負担を考えて1万円にしたいけど…できるかな?」
「会費を安く設定すると、パーティーの質が落ちてしまう?」
会費制の1.5次会を計画する上で、多くのカップルが頭を悩ませるのが「会費設定」です。
特に、キリが良く、ゲストにとって負担が少ない「会費1万円」は、非常に魅力的に映りますよね!
では、実際に会費1万円で、ゲストも新郎新婦も満足できる1.5次会は可能なのでしょうか?
結論から言うと、「不可能ではありませんが、多くの注意点があり、あまりおすすめはできません」というのが、私たち数千組の1.5次会を見てきたプロの正直な意見です!
この記事では、なぜ会費1万円の1.5次会が難しいのか、そのリアルな理由を詳しく解説します。
なぜ難しい?会費1万円の裏側にある「3つのリスク」
会費1万円でパーティーを計画すると、以下のようなリスクが生じる可能性が非常に高くなります。
1. 新郎新婦の自己負担額(持ち出し)が大幅に増える
これが最も大きなリスクです。1.5次会で人気のレストランやパーティー会場では、ゲスト一人あたりのお料理とフリードリンクのプラン料金は、安くても1万円以上、通常は1万2,000円~1万5,000円程度が相場です。
【シミュレーション】
・会場のプラン料金:12,000円/人
・ゲストの会費:10,000円/人
・ゲスト人数:60名
この場合、飲食代だけで「2,000円 × 60名 = 12万円」の赤字が発生します。
これに加えて、会場費、衣装代、装花、カメラマン、演出費などがすべて新郎新婦の自己負担となるため、結果的に持ち出し金額が大きく膨らんでしまうのです。
2. 料理やドリンクが質素になりすぎる
「どうしても会費1万円で…」と考えると、選べるのは会場が提供する最もベーシックなプランに限られます。
・料理の品数が少ない、ボリュームが物足りない
・フリードリンクの種類が極端に少ない(ビールとソフトドリンクのみ等)
・ウェディングケーキが含まれていない
これでは、披露宴と二次会の“いいとこ取り”であるはずの1.5次会が、ただの「少しフォーマルな二次会」になってしまい、ゲストの満足度も下がりかねません。

3. 貸切時間が短く、ゲストにしわ寄せがいく
費用を抑えるために、会場の貸切時間を最短の2時間などに設定する必要が出てくるかもしれません。
2時間という時間は、受付、入場、乾杯、歓談、余興、退場、お見送り…と考えると、実はあっという間です。
「ゲストとほとんど話せなかった」「慌ただしくて、何をしたか覚えていない」といった事態に陥り、主役もゲストも落ち着かない、窮屈なパーティーになってしまう可能性があります。
結論:ゲスト満足度を考えるなら「1万5,000円」が一つの目安
もちろん、ご友人のみのカジュアルな会であれば、会費1万円も選択肢の一つです。
しかし、親族や上司も招き、きちんと感謝を伝えたいと考える「1.5次会」であれば、1万5,000円を一つの目安に設定することをおすすめします。
会費を1万5,000円に設定できれば、
・料理の選択肢が広がり、ゲストの満足度が上がる
・新郎新婦の自己負担額を現実的な範囲に抑えられる
・十分なパーティー時間を確保できる
といったメリットが生まれ、お二人もゲストも心から楽しめる、余裕のあるパーティーが実現できます。

まとめ
会費1万円という設定は、ゲストを想う優しい気持ちの表れですが、その優しさがパーティー全体のクオリティを下げ、結果的にゲストの満足度を損なってしまう可能性も秘めています。
大切なのは、お二人が「どんなおもててなしをしたいか」です。無理のない予算計画で、最高のウェディングパーティーを実現してくださいね!

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