「友人の会費制結婚パーティー（1.5次会）に招待された！」

「招待状に『平服でお越しください』とあるけれど、平服ってどこまでカジュアルでいいの？」

 

会費制の結婚式は、ホテルでの豪華な披露宴から、カフェでのカジュアルなパーティーまでスタイルが様々。

 

 

だからこそ、「何を着ていけばいいのか分からない！」という悩みはつきものです。

 

張り切りすぎて浮くのも嫌だし、カジュアルすぎて失礼になるのも避けたいですよね。

 

この記事では、女性ゲストが知っておくべき会費制パーティーの服装マナーと、会場のタイプ別にみるベストなコーディネートをご紹介します。

 

 

そもそも「平服（へいふく）」とは？

会費制パーティーの招待状でよく見る「平服でお越しください」という言葉。

 

これを「普段着（Tシャツやデニム）」と解釈するのは絶対にNGです！

 

冠婚葬祭における「平服」とは、「略礼装（インフォーマル）」のこと。

 

つまり、「正礼装（留袖や振袖など）ほどかしこまらなくて良いけれど、きちんとしたお祝いの装い」を意味します。

 

具体的には、「きれいめのワンピース」や「パンツドレス」「セットアップ」などが該当します。

 

 

【会場別】失敗しない服装選びのポイント

会費制パーティーの服装は、「会場の雰囲気（格）」に合わせて選ぶのが正解です。招待状を見て、会場がどこかを確認しましょう。

 

1. ホテル・専門式場・高級レストランの場合

【キーワード：セミフォーマル、上品、華やか】

会場自体に格式があるため、一般的な「結婚披露宴のお呼ばれドレス」と同じ基準で選びましょう。

 

おすすめ

・光沢感のあるサテンやシフォン素材のワンピース

・レースがあしらわれた上品なドレス

・羽織りもの（ボレロやショール）があると安心

 

ポイント

・足元は必ずパンプス（ヒール3cm以上）。

・アクセサリーはパールやビジューで華やかに。

 

 

2. カジュアルレストラン・カフェ・ゲストハウスの場合

【キーワード：スマートカジュアル、トレンド、抜け感】

友人中心の1.5次会などで多いスタイルです。キメすぎたパーティードレスだと逆に浮いてしまうことも。「抜け感」を意識しましょう。

 

おすすめ

・パンツドレス（オールインワン）： 動きやすく、今っぽくて一番人気！

・袖ありワンピース： ボレロなしで1枚で着られるタイプがおしゃれ。

・柄物・バイカラー： 披露宴では避けがちなプリント柄やバイカラーも、カジュアルな会場ならOKな場合が多いです。

 

ポイント

・髪型はガチガチに固めたアップヘアより、ハーフアップや編みおろしなど少しラフなアレンジが似合います。

 

 

3. 立食ビュッフェスタイル・ナイトパーティーの場合

【キーワード：動きやすさ、身軽さ】

立食パーティーでは、料理を取りに行ったり移動したりするため、「動きやすさ」が重要です。

 

おすすめ

・ショルダーバッグ（チェーンバッグ）： クラッチバッグだと、料理とグラスを持つ手がふさがってしまいます。肩からかけられる小ぶりなバッグが便利です。

 

・丈が長すぎないドレス： 裾を引きずるようなロングドレスは踏まれる危険があります。

 

ポイント

・履き慣れたパンプスを選びましょう（ピンヒールですっと立ち続けるのは辛いです）。

 

 

これだけは避けて！服装のNGマナー

いくら「平服」「会費制」といっても、お祝いの席です。以下のNGアイテムは避けましょう。

 

１，全身「白」のコーデ

白は花嫁だけの色です。薄いベージュやシルバーも、写真映りで白く見えることがあるので、濃い色のボレロを羽織るなど工夫しましょう。

 

 

２，全身「白」のコーデ

白は花嫁だけの色です。薄いベージュやシルバーも、写真映りで白く見えることがあるので、濃い色のボレロを羽織るなど工夫しましょう。

 

 

３，過度な露出・生足

肩出し、胸元の大きく開いた服、ミニスカートはNG。また、ストッキングの着用は必須です（生足や黒タイツはNG）。

 

 

４，カジュアルすぎる素材

綿（コットン）、麻、デニム、ジャージ、ニット素材は普段着に見えるためNGです。

 

 

５，殺生をイメージさせるもの

アニマル柄（ヒョウ柄など）、ファー（毛皮）、革製品は、結婚式ではマナー違反とされています。

 

 

おすすめのコーディネート実例

今のトレンドを取り入れた、会費制パーティーにおすすめのスタイルはこちら！

 

・くすみカラーのレースドレス

（ブルーグレー、ピスタチオグリーンなど）

派手すぎず、地味すぎず、写真映えも抜群。袖ありタイプなら羽織り不要で楽ちんです。

 

 

・ネイビーのパンツドレス ＋ 大ぶりイヤリング

クールで知的な印象に。動き回る幹事や受付を頼まれた場合にも最適です。

 

 

・セットアップ（トップス＋スカート）

上下分かれたセットアップなら、パーティー後も別々に使い回せてコスパ良し。とろみ素材のものを選べば上品に決まります。

 

 

会費制結婚パーティーの服装選び、ポイントは以下の3つです。

１，「平服」＝「きれいめな略礼装」と心得る。

２，会場の「格」に合わせてドレスアップ度を調整する。

３，「白」「黒一色」「生足」などのNGマナーは守る。

会費制パーティーは、新郎新婦との距離が近いアットホームな会が多いのが特徴です。

 

 

マナーを守りつつ、自分らしいおしゃれを楽しんで、お二人の門出を華やかにお祝いしましょう♩