こんにちは！ ウェディングプランナーのあやかです。

 

最近、思う事があります。

 

「結婚式の本質って、ゲストの人数や会場の豪華さではなく、お互いを想う気持ちそのものなんだな」

皆様もそう思いませんか？？

 

まさにその本質を追求した形が、今日お話しする「二人だけの結婚式」です。

 

「ゲストを呼ばないなんて、寂しくない？」

「親はなんて言うかな…」

そんな風に思う方もいるかもしれません。

 

でも、これは決して「寂しい選択」ではなく、「最高に贅沢で、ロマンチックな選択」だと私は思っています。

 

今日は、その魅力と具体的な進め方について、プランナーとして、そして一人の女性として、じっくりお話しさせてください。

 

 

Q,「二人だけの結婚式」って、どんなもの？フォトウェディングとの違いは？

 

まず、言葉の整理からさせてくださいね

 

「二人だけの結婚式」とは、ゲストを招待せず、新郎新婦のお二人だけで「挙式（セレモニー）」を行うスタイルのこと。

 

神父様や牧師様の前で愛を誓い、指輪を交換し、結婚証明書にサインをする…という、神聖な儀式をちゃんと行います。

 

よく「フォトウェディング」と混同されがちですが、こちらは「挙式は行わず、衣裳を着て写真を撮ること」がメイン。

 

もちろん素敵ですが、「二人だけの結婚式」は、写真に加えて「誓いの儀式」という、心に残る体験そのものが中心にあるのが大きな違いです。

 

 

Q,なぜ今「二人だけの結婚式」が選ばれるの？5つの大きなメリット

ひと昔前は「事情があって…」というイメージもあったかもしれませんが、今は全く違います！

 

ポジティブな理由で、このスタイルを選ぶカップルが本当に増えているんですよ。

 

メリット①：費用を賢くコントロールできる

通常の結婚式は平均で300万円前後かかりますが、二人だけの結婚式なら10万円～30万円程度が相場。

 

挙式、衣裳、ヘアメイク、写真撮影が含まれていることが多いです。 浮いた費用で、新婚旅行をヨーロッパ周遊にグレードアップしたり、新生活の家具や家電をこだわりのもので揃えたり…お二人のお金の使い方を自由にデザインできます。

 

 

メリット②：準備が圧倒的に楽で、スピーディー

ゲストを60名招待するとなると、招待状の準備、席次決め、引出物選び、アレルギー対応…と、決めることが山積みで、準備期間は半年～1年がかり。

 

一方、二人だけの結婚式なら、お二人の都合だけでOK。

準備期間は1～3ヶ月もあれば十分。

 

お仕事が忙しいカップルや、おめでた婚のカップルにも最適です。

 

 

メリット③：人間関係のストレスから解放される

「主賓は誰にお願いする？」

「会社の上司はどこまで呼ぶ？」

「親戚付き合いが…」

ゲスト選びは、結婚準備で多くのカップルが悩むポイント。

 

二人だけの結婚式なら、そういった悩みは一切ありません。

純粋に、お互いのことだけを考えて準備を進められます。

 

 

メリット④：「お二人」が本当に主役になれる時間

披露宴では、ゲストへの挨拶回りや余興の対応など、気を配る場面がたくさんあります。

 

でも、二人だけの結婚式なら、その時間は100%、お互いのために使えます。

 

牧師様の言葉一つひとつを噛み締め、相手の目を見て、まっすぐに愛を誓う。

 

その記憶は、何年経っても色褪せない、特別な宝物になります。

 

 

メリット⑤：場所や日程の自由度が格段に高い

ゲストの都合を考えなくて良いので、選択肢は無限大。

 

沖縄の青い海が見えるチャペル、軽井沢の緑に囲まれた教会、歴史ある京都の洋館…。

 

憧れの場所で、お二人の休みに合わせて平日にゆったりと…なんていう、最高に贅沢な使い方が可能です。

 

 

 

Q,当日はどんな風に過ごすの？タイムスケジュール例

「挙式だけだと、すぐ終わっちゃいそう…」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

一日の素敵な過ごし方をご紹介しますね！

 

＜京都のチャペルで過ごす一日・例＞

・10:00

会場入り。ヘアメイクをしながらリラックス。

 

・12:00

お支度完了。「ファーストミート」で、初めてお互いの晴れ姿を見て感動の瞬間に。

 

・12:30

チャペルやガーデンで、挙式前のリラックスした表情を写真撮影。

 

・13:00

挙式本番。指輪交換、誓いの言葉…。二人だけの神聖な時間。

 

・13:30

挙式後、チャペルで乾杯！お互いに宛てた手紙を読み合う時間に。

 

・14:00

タクシーで移動。祇園の白川筋など、京都らしいロケーションで追加撮影。

 

・16:00

撮影終了。私服に着替える。

 

・18:00

予約しておいた料亭の個室で、二人きりの祝賀会。今日の感動を語り合う。

 

どうですか？

一日中、お二人のためだけの時間が流れる、とても濃密でロマンチックな日になると思いませんか？

 

 

Q,親や友人への報告、どうすればいい？

これが一番気になるところですよね。大切なのは、順番と伝え方です。

 

【事前報告】まずは、ご両親に自分の言葉で伝える

「結婚式は二人だけで行おうと思っている」と、決めた後ではなく、決める前に相談するのが理想です。

 

「なぜそのスタイルを選んだのか」

「あなた達への感謝の気持ちは変わらないこと」を、誠実に伝えましょう。

 

写真を見せたり、後日食事会を開くことを約束すると、安心してくれるはずです。

 

 

【事後報告】結婚報告はがきやSNSで、友人へ幸せのおすそ分け

挙式後に、プロが撮影した美しい写真と共に「結婚しました」と報告を。素敵な写真を見れば、きっとみんな温かく祝福してくれますよ。

 

 

【アフターフォロー】家族だけの食事会を開く

挙式後、日を改めて両家の家族だけで食事会を開くのがおすすめ。

 

そこで挙式の写真を見せながら当日の様子を話せば、ご家族も結婚式に参加したような気持ちになれます。これぞまさに、新しい形のウェディングレポートですね。

 

 

理想のプランを見つける検索のコツ

さあ、具体的にプランを探す段階になったら、Web検索の出番です！

 

・（地名） 二人挙式 プラン

・リゾートウェディング 少人数

・チャペル 2人だけ 費用

 

といったキーワードで検索するのが王道です！

 

さらにプロっぽく探すなら、

・（式場名） ふたり挙式 ブログ

・（式場名） 結婚式 レポ

で検索してみてください！

 

実際にその式場で二人だけの結婚式を挙げたカップルのリアルなブログ記事や体験談が見つかります。

 

広告にはない、本音の感想が一番参考になりますよ。

 

 

まとめ：結婚式の価値は、ゲストの人数では決まらない

 

 

 

結婚式は、誰かのためではなく、お二人のためのもの。

たくさんのゲストに囲まれる賑やかな結婚式も、もちろん素晴らしいです。

 

でも、お互いの存在だけを深く感じながら愛を誓う「二人だけの結婚式」も、同じくらい価値のある、尊い選択です。

 

どんな形であれ、お二人が「これが私たちのスタイルだね」と心から笑い合えるなら、それが最高の結婚式。

 

もし、この新しい結婚式のカタチに少しでも心が動いたら、ぜひ一度プランナーに相談してみてください。

 

お二人だけの、最高の物語を紡ぐお手伝いをさせていただきます(^O^)／