挙式スタイルについて
こんにちは!
1.5次会パーティーのスタッフです。
皆様、結婚式場探しはいかがでしょうか?
「こういう結婚式がしたい」、「具体的に決まっていない」、「友人の結婚式に参加した時に〇〇していて、してみたいと思った」など様々なお声があるかと思います。
実は会場探しに欠かせないのに、これまでのブログでは全く触れていなかった内容を今回テーマにいたしました。
今回のテーマは「挙式スタイルについて」です。
「挙式」と言っても様々なスタイルがございます。
今回、仏前式、チャペル内人前式、チャペル内キリスト式、宴内人前式、神社挙式、教会式、この6つのスタイルについてお話させていただきたいと思います。
まず「教会式とチャペル式の違い」のお話をさせていただきたいと思います。
教会式とチャペル式、同じ意味で使われていることも多いですが、日曜礼拝が行われているような街の教会で行うことを「教会式」と呼び、ホテルや結婚式場に併設されたチャペルなどで行うことを「チャペル式」と呼んで区別することもあります。
そして、キリスト教の宗派には、大きく分けて「カトリック」と「プロテスタント」の2種類があります。「カトリック」の場合は、カップルのうちいずれか1人がカトリックの信徒であることが結婚式を挙げる条件となっています。一方「プロテスタント」では信徒でない方でも挙式を挙げることは問題ないとされており、ホテルや結婚式場に併設されているチャペルで行われる結婚式もプロテスタント方式です。
他の大きな違いが、カトリックの教会にある十字架にはイエス像が付いているのに対し、プロテスタントは十字架のみが飾られています。 また聖職者をそれぞれ牧師(プロテスタント)、神父(カトリック)と呼ぶことなどが違いです。
【チャペル内キリスト式】
チャペル結婚式は、キリスト教のしきたりにのっとってチャペルで行う挙式スタイルです。
チャペル内キリスト式は参列された方も多く最も馴染みがあるスタイルではないでしょうか。
チャペル内キリスト式の流れ(一例)ですが、列席者入場→新郎の入場→新婦の入場→賛美歌斉唱→聖書朗読・祈祷(きとう)→誓約→指輪の交換→結婚宣言→ベールアップ・ウエディングキス→結婚証明書に署名→結婚成立の報告→新郎新婦退場になります。
【チャペル内人前式】
人前式とはお二人の結婚の誓いを神仏にする代わりに、家族や友人などのゲストに証人となってもらう挙式スタイルです。
神さまに対して結婚の誓いを立てるわけではないので、「教会式」や「神前式」のように宗教の儀式にとらわれず、演出や誓いの言葉も新郎新婦が自由に決めることができます。
(※神さまに対して結婚の誓いを立てるわけではないのでチャペル内に十字架は飾られません)
チャペル内人前式の流れ(一例)ですが、列席者入場→新郎新婦入場→開式宣言→誓いの言葉の拝読→指輪の交換→結婚誓約書or婚姻届に署名・押印→結婚の成立の宣言→閉式の言葉→退場になります。(一例なので入場は「両親としたい」、「ベールアップしたい」など自由にすることも可能です。)
【宴内人前式】
披露宴会場で人前式を行うスタイルです。
「チャペル内キリスト式」の次に多いのではないでしょうか。
通常結婚式といえば、チャペルや神社などで、挙式のセレモニーを行い披露宴会場に移動して披露宴というのが一般的ですが「宴内人前式」は披露宴の中で挙式のセレモニーをおこないます。
宴内人前式の流れ(一例)ですが、列席者入場→新郎入場→新婦入場→誓いの言葉の拝読→指輪の交換→ベールアップ・誓いのキス→結婚証明書のサイン→結婚証明書の披露→このまま披露宴の開宴になります。(一例なので「両親と〇〇したい」、「友人に〇〇してもらいたい」など自由にすることも可能です。)
【仏前式】
仏前式とは、仏教の教えにもとづき行われる挙式スタイルです。
仏様やご先祖様に結婚の報告をし、ふたりが出会えたことに感謝します。神前式とともに古くから伝わる伝統的な挙式ですが、あまり馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。
仏前式の流れ(一例)ですが、新郎新婦のご両親や親族が本堂に入堂→新郎新婦入堂→敬白文朗読→念珠授与→指輪の交換→司婚の儀→焼香→誓杯(※)→親族固めの杯→法話→退堂になります。
(※誓杯(さいはい)とは、神前式でいう「三婚の儀」(三三九度)にあたるものです。夫婦の契りを結ぶため、新郎新婦がお神酒(おみき)を飲み交わします。小・中・大の3つの杯を使って、順番に飲み進めます。「小杯」で新婦→新郎→新婦、「中杯」で新郎→新婦→新郎、「大杯」で新婦→新郎→新婦。飲むときは1、2回目は口をつけるのみ、3回目に飲み干します。)
【神社挙式】
神社や結婚式場、ホテルなどに設置された神殿で、斎主の進行のもと神道に則って行われる日本の伝統的な挙式スタイルです。
神社挙式の流れ(一例)ですが、参進の儀(※1)→入場→修祓(※2)→祝詞奏上(※3)→誓杯の儀(※4)→神楽奉納(※5)→誓詞奏上(※6)→玉串奉奠(※7)→指輪の交換→親族杯の儀(※8)→斎主あいさつ(さいしゅあいさつ)→退場になります。
(※1 参進の儀(さんしんのぎ)とは、結婚の儀を告げる雅楽が演奏される中、斎主・巫女に先導された“花嫁行列”が本殿・御社殿まで進むこと)
(※2 修祓(しゅうばつ)とは、斎主による祓詞(はらいことば)に続き、清めのお祓いを受けること)
(※3 祝詞奏上(のりとそうじょう)とは、斎主が神前にふたりの結婚を報告し、幸せが永遠に続くよう祈ること)
(※4 誓杯の儀(せいはいのぎ)とは、三三九度の杯のこと)
(※5 神楽奉納(かぐらほうのう)とは、巫女が神楽に合わせて舞を奉納すること)
(※6 誓詞奏上(せいしそうじょう)とは、新郎新婦が神前に進み出て、誓詞(=誓いの言葉)を読み上げること)
(※7 玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは、新郎新婦が神前に玉串をささげ、「二拝二拍手一礼」すること)
(※8 親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)とは、親をはじめ両家の親族が、順にお神酒をいただくこと)
【教会式】
教会式は、教会で神に愛を誓う神聖で厳かな挙式スタイルです。
こちらは「チャペル内キリスト式」と違い「「カトリック」の場合は、カップルのうちいずれか1人がカトリックの信徒であることが結婚式を挙げる条件」ということがあるので教会で式をしたい場合、教会に必ず確認が必要です。(結婚式前に礼拝や講習会への参加が条件の場所もあるようです。)
教会式の流れ(一例)ですが、入堂(司式者、新郎・父・証人、新婦・父・証人の順に入堂)→聖書朗読→司式者の話→誓約→指輪の交換→署名(新郎、新婦、新郎証人、新婦証人、司式者の順に婚姻証書に署名)→退堂になります。
いかがでしたでしょうか?
知っていたことや、初めて知っていただいた内容もあったと思います。
勿論、会場などによって出来ること、出来ないことも違います。
そして「挙式」と言っても様々なスタイルがあって、「この挙式がいいな」と思われた方もいらっしゃれば、「余計にどれがいいか迷ってしまった」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は是非、1.5次会パーティーのサロンへお越しください!
今思っている不安、悩み、疑問をスタッフに相談してみてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
- « 前の記事を見る 恵比寿で会費制1.5次会パーティー
- 次の記事を見る » 地上210m グランブリエ東京のご紹介
- 1.5次会パーティーはこんなカップルにおすすめ♡
-